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関西創価高等学校

SGH 東北フィールドワークを実施

2019.03.28

関西創価高等学校

3月17日〜19日の2泊3日でSGH東北フィールドワークを実施しました。

〈1日目〉
最初に石巻の南浜つなぐ館を訪問しました。みらいサポート石巻の方から震災での津波の様子や、復興過程の説明を受けました。「がんばろう石巻」の看板を作られた黒澤健一さんからは、震災直後の様子を含めて、実体験を語っていただき、津波の恐ろしさと被災された方々の想いを知ることができました。また、防災ワークショップを通して、地震が起こった時にどう行動するのかをシミュレーションすることで、災害が起こる前から考えておくことが大事だと学びました。

〈2日目〉
SGH校である仙台二華高等学校を訪問し、各校の学校紹介やポスターセッションを通して交流を行いました。その中で、仙台二華高等学校の生徒の学びの深さや、探究プログラムに大きな触発を受けると同時に、自分たちの使命も再確認することができました。
その後、東北大学を訪問し、副学長の原信義先生に災害復興新生研究機構の取り組みについての講演を行っていただきました。震災に対しての復興アクションの軌跡と、未来への取り組みを聞き、多岐にわたって復興が進んでいると同時に、震災前よりも良い環境づくりにも挑戦されていることも知りました。さらに、電気情報物理工学科の見学、環境科学研究科のエコラボなどを見学させていただき、大学の目的である「教育」や、最先端の「研究」の場を見学して刺激と学びの機会になりました。

〈3日目〉
東北学院大学にて「疑似喪失体験プログラム」を受けました。震災の語り部の体験を聞きながら、参加生徒があらかじめ紙に書いていた自分の大切な人・形ある物・思い出・将来の夢を破っていき、それらのものを失う悲しさを体験し、今を生きる大切さを確認する内容でした。
その後、福光みらい館を見学しながら、被災者の心の痛みや、全国からの励ましの行動の説明を聞かせていただきました。
最後に震災遺構である荒浜小学校を見学し、津波の威力や恐ろしさを肌で感じることができました。

全てのプログラムを無事故・大成功で終了することができ、支え、協力して下さった方々への感謝の思いでいっぱいです。フィールドワークで学び感じたことを、それぞれが発信し、何事にも感謝して今後の学校生活に生かしてまいります。

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