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関西創価高等学校

東京フィールドワーク

2018.07.30

関西創価高等学校

7月12日(木)〜14日(土)の2泊3日で、猛暑の中、SGHの学びを深めるため、東京フィールドワークを実施しました。

■1日目〈7月12日(木)〉
東京到着後、まず永田町へ。国会議事堂の見学を行いました。テレビでしか見た事の無い国会議事堂内の見学に、皆興味津々でした。
その後、JICA市ヶ谷に到着し、JICAに勤務している本校卒業生の岸本茜さん(28期)、樋口晴子さん(28期)、加藤真一郎さん(39期)に担当していただき、「ガーナ北部のStunting(発育阻害)・栄養改善(SDGs Goal2)に向けた、イノベーティブなアイデア創出」というテーマでワークショップを行いました。まず、1年生6名がガーナ北部に関する基礎情報についてプレゼンを行い、その後2グループにわかれて課題改善へのアイデアを出し合いました。
続いて、JICA市ヶ谷の地球ひろばを見学。地球ひろばでは、企画展示「食べるコト 生きるコト」が行われており、世界の食と栄養の問題について、視野を広げることができました。また、世界各地の民族衣装を着られるコーナーでは、様々な文化に触れることができ、皆、大満足でした。

■2日目〈7月13日(金)〉
国連大学でSDGs市民社会ネットワークの唐木さんの講義を受けました。SDGsや国連のことなど、海外経験を踏まえたとても貴重なお話しを聞かせていただきました。終了時間を過ぎても生徒からの質問が止まりませんでした。
午後はLC東京フィールドワークのメンバーと合流をし、国連大学の今井さんの講義を受けました。いま世界で起きている悲惨な現状を映像で見せていただきながら、国際協力の仕事につくために必要なことや、学生のうちに身につけておくべき力など、具体的にアドバイスをしてくださいました。たくさんの生徒が質問に手を挙げていました。
LCメンバーとは別れて、国連大学内を案内していただいたあと、GEOC(地球環境パートナーシッププラザ)でレクチャーを受けました。GEOCの山口さんから、環境問題、パートナーシップの難しさと大切さについて講義をしていただきました。
最後に、ユニセフハウスに移動し、展示を見学いたしました。

■3日目〈7月14日(土)〉
青山学院高等部の生徒の皆さんと交流を行いました。同じSGH校としての取り組みをお互いにプレゼンテーションし、その後、青山学院高等部の皆さんと一緒にHappiness(幸せ)について、個人の立場と国の立場で考えるワークショップを行いました。本校の生徒と青山学院高等部の皆さんを混ぜて4〜5人のグループを作り、ディスカッションを行いました。  
各グループでのディスカッションの内容を前半は英語で、後半は日本語で発表しました。青山学院大学の留学生の皆さんも話し合いを活発にするファシリテーターとして参加してくださり、素晴らしい内容の交流となりました。

■〈生徒の感想〉
私はこの3日間を終えた今、気持ちが全く変わりました。SDGsを学ぶため様々なところに行かせていただく中で、どんなに自分が幸せなのか、だからこそ自分は何をしなくてはいけないのか。それに気づくことができました。今の私の目標は、もっと学園生全員にSDGsについて知ってもらうことです。そのために、3日間で得た素晴らしい経験を還元していきます。
(高1女子)
 
この3日間は一生体験できないような貴重な体験をすることができました。SDGsを中心として、日本のことから世界のことまで、身近にできることから大きな夢まで幅広く教えていただきました。
私は文化を通して世界平和に貢献するのが夢で、このフィールドワークではいろんな面から世界平和に貢献する人たちを知りました。国内の政治を正す人、ほかの地域に目を向けて支援をする人、世界での話し合いにかかわる人、現地に赴いて現状を知る人、伝える人、平和への思想を提示し、広める人、語学に励む人、いろんな視点からの人に出会うことができて、この経験が無駄になることがあるわけがありません。
学校に戻ってからは、この経験をSDGs大使として広めていき、私たちから次の世代へ学びを発展させていきます。(高2女子)

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