世界市民教育
2024.11.21
世界市民教育
関西創価高等学校
生徒の活躍
11月16日17日、国連大学本部ビル(東京・渋谷区)において、第18回全日本高校模擬国連大会・本大会が2日間にわたり開催されました。この大会は、一般財団法人グローバル・クラスルーム日本協会の主催で、外務省や文部科学省、国連広報センターが後援しています。
大会では予選を突破した84チーム(168名)が参加し、「若者と軍縮、不拡散と平和」をテーマに、青年教育を通じた平和構築について議論を展開しました。模擬国連では、参加者が各国の大使役となり、国際会議の手続きに従って議論や交渉を行い、国際社会の発展に資する決議案の採択を目指します。
関西創価高校からは2年生4名が出場し、スウェーデンとスペインの大使役を務めました。意見の対立がある中でも粘り強い対話で建設的な議論を展開し、大健闘しました。
スペインチーム
スウェーデンチーム
以下生徒抜粋です。
[生徒1]
昨年に続いて今年も参加させて頂けたことに感謝の思いでいっぱいです。今会議の議題は「若者と軍縮、不拡散と平和」であり、世界平和を目指すという点では、すべての加盟国で一致していると考えていました。ですが実際は大使間での衝突が多く、正に世界の縮図であるように感じました。思うように議論できない場面もありましたが、最後まで議論の発展を諦めることなく、クラブモットーである“他国の犠牲の上に、自国の繁栄を築くことはしない”を果たせる大使であれたと思います。これまでの活動を通して得た学びや経験を活かして、創立者が託してくださった世界の平和と人類の幸福に貢献してまいります。
[生徒2]
当日は自分の計画が全く通用しなかったうえに、他の参加者の方々の頭の回転のスピード・発想力に圧倒されましたが、部員や身近な方々からの応援を思い出しながら、全体のコンセンサスに向けて尽力しました。小さな綻びが徐々に大きくなって分裂しかけた時にも、誰1人取り残さないとの思いで、団結して全会一致の決議採択までつなげることができました。惜しくも受賞には至らず、正直、とても悔しいです。ですが、地球民族や人類の幸福のためにとの思いで参加できたことは大きな自信に繋がりました。