関西創価高等学校
2020.12.17
関西創価高等学校
東京大学大学院経済学研究科 特任講師 藤井 大輔 氏に講師を担当していただき、12月10日、17日と2回にわたり、オンラインによるUP講座を行いました。1回目は統計学について、2回目は経済学について、高校1年生にもわかりやすい内容で解説をしていただきました。
【生徒の感想】
◯今まで統計学については聞いたことがあっても具体的に何を学ぶのか、全然知りませんでしたが、今回の講義を受けて、自分にとって身近なことが統計学につながっていることを初めて知りました。確率の話題で、モンティホール問題に特に驚きました。自分の想像していた結果と正反対の結果が出て、数字やデータを使って説明することは、大事で説得力があることがよくわかりました。これはプレゼンテーションでも使っているということもわかりました。また、相関関係やサンプル調査において、因果関係などのまちがいが起こりやすいことにも気づきました。落とし穴に気をつけて、身近な統計について考えたり、見つけたりしようと思いました。
◯市場を実際に体験することができてうれしかったです。市場での経済のやりとりやノウハウを理解することができました。また、経済学に対するイメージも変わりました。今まではお金をどのように増やすか、資本をどう生み出し活かすかという学問だと思っていましたが、限られた資本をどのように使い回していくかということを学べるのだと知ることができました。また、新たな政策を作ったとしても結果が期待とは逆になることがあるのだと知っておもしろいなと思いました。