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関西創価高等学校

広島フィールドワーク

2019.08.10

関西創価高等学校

8月5日〜7日の2泊3日で広島フィールドワークを実施しました。3日間のプログラムを通して、原爆の恐ろしさ・戦争の悲惨さを実感し、平和のために自分たちから行動を起こしていこうと決意を新たにすることができました。

【1日目(8月5日)】
毒ガス製造の島として知られる大久野島を訪問。毒ガス資料館で大久野島の歴史を学び、島内に残る戦争遺跡を見学しました。日本の加害国としての一面を学び、核廃絶とともに過去の歴史に向き合うことの大切さを学びました。
午後からは、広島平和記念公園に移動。広島女学院高校の皆さんとともに碑めぐりを行いました。爆心地である島内科医院や原爆ドーム、韓国人原爆被害者慰霊碑などを広島女学院の皆さんに案内してもらい、碑に込められた歴史から戦争の残酷さを学びました。また、全校生徒の協力で完成した千羽鶴を奉納し、不戦の決意を確認しました。
被爆体験朗読会では、朗読者の皆さんの心こもる言葉に聞き入り、被爆された方々の体験を「我が事」として感じながら、核兵器の恐ろしさを体験しました。また、生徒自身にも朗読する機会をくださり、また違った気持ちで詩を感じることができ、さらに多くの人にこのことを伝えていこうと決意を新たにしていました。

【2日目(8月6日)】
74年目となる原爆投下の日。広島市原爆死没者並びに平和祈念式に参加しました。
原爆投下の時刻に合わせての黙祷に、二度と核兵器の使用を許してはならないとの強い思いが込み上げて来ました。式典の終了後、全員で献花を行い、原爆死没者慰霊碑を前にして平和を深く祈念しました。
袋町小学校平和資料館を見学後、東京校と合流し、「被爆体験を聞く会」「広島平和委員会の皆さんとの交流」を行いました。平和委員会との交流では、お二人の活動体験を聞いた後、東西両校のプレゼン発表会を小グループで開催。懇談の場では、SGI平和運動局・平和委員会の方々から貴重なアドバイスや激励を頂くことができました。
2日目最後のプログラムは、広島平和記念資料館の見学でした。本館がリニューアルされ、ニュースでも話題になっているように原子爆弾の被害を受けたお一人お一人の状況や苦しみが直に伝わってくる展示となり、生徒はそれぞれの資料を熱心に見学していました。

【3日目(8月7日)】
最終日は、東京校とともに広島女学院高校にて開催されたピースフォーラムに参加し、終日、国内外から集った高校生の皆さんとともに平和実現について真剣に考え、討議いたしました。それぞれの提案をもとに、平和のために行動を起こしていこうと参加者全員で誓い合いました。

【生徒の感想】
この三日間、原爆について知らなかったことをたくさん学ぶことができました。さまざまな世界の問題に対し、たくさんの高校生が学んで行動をしていることを知り、自分たちももっと行動に起こしていくべきだと思いました。学校のみんなに、また広島を訪れたことのない方にもわかりやすく、自分たちが学んだことを発信していきたいです。(1年・女子)

たくさんのプログラムがあり、体力的にきついと感じる場面もありましたが、あっという間の3日間でした。さまざまな場所へ行き、交流を重ねることでいろいろな感情や文化を知ることができて、本当に充実したフィールドワークとなりました。忘れないように、感じたことや学んだことを夏休みの間に復習して、これから続く活動や、学園生活に活かして行く決意です。(2年・女子)

はじめて広島に行って、現地を訪れないとわからないことが沢山あるんだなと思いました。特に広島平和記念資料館では、現実とは思えないような資料ばかりで、自分に置き換えて考えたらすごく恐ろしく感じました。充実した三日間で、学びを深めることができました。この経験をこれから沢山の人に伝えていって、少しでも多くの人にアクションを起こして欲しいと思いました。(1年・女子)

毒ガス資料館

 

碑めぐり1

碑めぐり2

碑めぐり3

千羽鶴奉納

献花

袋町小学校平和資料館見学

広島平和記念資料館見学1

広島平和記念資料館見学2

ピースフォーラム

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