関西創価高等学校
2019.05.18
関西創価高等学校
3月末、日米露3国の高校生による核兵器廃絶問題に関する国際会議 「CIF(クリティカル・イシューズ・フォーラム)」がアメリカ・カリフォルニア州のモントレー国際大学院核不拡散研究所で開催され、3年生の落合咲子さんと天野さやかさんが参加しました。
二人は昨年12月より核に関する探究や議論を重ね、プレゼンテーションの作成に取り組んできました。
会議のテーマは「核リスクの削減:国際的混迷における危機回避」。議論を重ねるうちに、真の「リスク」は人々の「心」にこそあると実感した二人は、プレゼンテーションの焦点を〈戦争から長く遠ざかっている日本人の危機感の低さ〉にあるとし、人々の意識をいかにして向上させるか、その方策を提案する形で自分たちの意見をまとめました。日本人高校生トップバッターとなったプレゼンテーションでは、参加者に日本人の〈戦争に対する危機意識の低さ〉の危険性を訴えきり、大きな反響を呼びました。
現地では、他国・他校の高校生と和やかに交流。また、講演やパネルディスカッションを通して、さらに学びを深めることができました。
参加した二人は、「悔いの残らない研修にすることができました。学んだことを帰国してからしっかりと伝え、今後も努力をしていきます」と、決意を新たにしていました。