関西創価高等学校
2019.02.23
関西創価高等学校
2月23日(土)、2018年度のSGH最終研究発表会(通算で第8回目となる報告会)を開催。全国から運営指導委員の皆さまをはじめ、多数の教育関係者の方々が来校されました。
【挨拶/本校の取り組み紹介】
校長の挨拶の後、副校長より本校のSGHの取り組みについて説明しました。
〇本校の取り組み
全ての課題研究推進の土台としてのActive Learningを全教科の授業に導入し、
1.GRIT(全校生徒を対象とした探究型総合学習プログラム)、
2.UP(希望者による高大連携プログラム)、
3.Learning Cluster (LC)(2・3年生の希望者から選抜されたメンバーが、英語で地球的課題について取り組むプログラム)
という3つのSGHプログラムを実施しています。
【生徒によるGRITプレゼンテーション】
2階の会議室に会場を移し、2年生の選抜グループによるGRITプレゼンテーションを見ていただきました。今回は、「環境」「開発」「人権」「平和」の4つのテーマと関連が深いSDGsから選んだものを研究対象とし、今年1年間の取り組んできた研究の成果を発表しました。
〇GRITについて
GRITとは、全校生徒を対象とした探究型総合学習プログラムのことで、毎月2回の土曜登校日に実施しています。「Global Research and Inquiry Time(地球的課題の調査と探究の時間)」の略称で、「環境」「開発」「人権」「平和」をテーマに掲げ、地球的課題の問題解決にグループで取り組む学習や、各界で活躍する講師によるセミナーを開催しています。
【ポスター掲示】
休憩時間を利用して、海外フィールドワーク他、各種ポスター掲示を見ていただきました。
【ラーニングクラスター(LC)プレゼンテーション】
ラーニングクラスターのメンバーが、課題研究のまとめとして、高校生の視点から考えた地球的課題の解決への提言を英語で発表しましました。今回発表したテーマは、「人権」についてです。
〇ラーニングクラスター〈Learning Cluster (LC)〉について
ラーニング・クラスターとは、2・3年生の希望者から選抜された22名で実施している特設プログラムで、活動の全てを英語で行い、SDGsよりさらにコアなテーマを設定して1年間課題研究を行います。
【教科での取り組み紹介/教員による研究まとめ報告/質疑応答】
教科での取り組みとともに、GRITを中心にした1年間の学びと、それを通じて生徒がどのように変容したかについて報告をしました。
【講演】
本校SGH運営指導委員の梶田 叡一 先生(桃山学院教育大学学長)に「真の国際性を育てるために」と題して、講演をしていただきました。