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栄光の旗

栄光の旗No.54

デジタルブック版

WEB版

関西創価学園のキャリア教育

関西創価学園では、児童・生徒一人ひとりが可能性を信じ、理想の未来へと進むことができるよう、キャリア教育や進路サポートにも力を注いでいます。
多くの卒業生・先輩たちの話を通して、将来を考えるきっかけや、学ぶ重要性を伝え、希望をもって、自分の未来を自立してひらいていけるようにします。

小学校

卒業生による出前授業
〜関連分野で働く卒業生による授業〜

各教科の学習内容に関連する分野で働く卒業生が授業を行っています。実際に現場で働く先輩から具体的な話を聞き学ぶことで、より深い理解を得ることができます。2023年度は、「竹と環境」をテーマに環境問題に目を向けた授業を実施。建設会社のSDGs部門で働く先輩に教わりながら、本校の竹林に生えた竹を材料に、グループで竹工作を行いました。「今は社会で活躍している先輩たちも、昔は自分たちと同じ関西創価小で学ぶ小学生だったんだ」と目の前にいる先輩を通して将来を身近に感じることで、児童たちは自分の可能性を信じるようになります。

ドリーム・プログラム
〜夢を実現し活躍する卒業生との交流〜

「ドリーム・プログラム」は、様々な分野で夢を実現し活躍する卒業生を講師に迎える特別授業です。先輩の話を聞くことにより、自己の生き方を考えるきっかけとなります。2023年度はウェディングケーキを作るブライダルパティシエとして働く先輩が来校。夢を叶えた先輩から仕事内 容や挑戦したことを聞き、将来に対する意識や、学びに対する意欲を高める機会となりました。

中学・高等学校

キャリアガイダンス
〜第一線で活躍する卒業生に聞く仕事の魅力や充実感〜

科学技術の発展やAIの台頭により、キャリアの選び方や働き方が多様化する現代。生徒の進路に対する考え方も変化しつつあります。様々な業界・職業・職種に触れるなかで自分を見つめ直し、自立的に未来をひらいていく力、変化に適応していく力を身につけることが大切だと考えます。キャリアガイダンスは、外交官、公認会計士、看護師、スポー ツトレーナー、建築士、ITエンジニア、コンサルタントなど様々な分野で活躍する卒業生の話を聞くことができるイベントです。第一線で活躍する卒業生から、大学や専門学校 進学など進路に関するアドバイスを受けたり、実際に働く中で得られたやりがいや経験 談を聞き、「職業観」を養うとともに自分らしい進路を描くようになります。

弁護士人権講座
〜現役の弁護士から法律や人権について学ぶ〜

卒業生の弁護士を招いてテーマに基づく講座を実施。弁護士を目指した理由や、弁護士になるために取り組んだことを聞くことができます。また、法曹界に対する興味・関心を高め、将来の進路選択に役立てられるように、オリジナルのプログラムを用意。日本と世界の裁判員制度の違いを実際の裁判の動画を見ながら学ぶ授業や、現役弁護士と一緒に仮定の事件を想定して行う模擬裁判などを実施します。普段は直接関わることのない問題について真剣に向き合うことができ、また弁護士から直接、法律や人権について話を聞くことができる貴重な機会となります。

医歯薬懇談会
〜医学・歯学・薬学部志望者向けの懇談会〜

医療現場で活躍する先輩から受験に対するアドバイスや職業観などを直接聞くことができます。先輩のリアルな話は、仕事の大変さやその中で得られる達成感を知ることができ、勉強への取り組みや受験に向けた意欲も自然と高まります。

【特別企画】 The Leaders 卒業生の活躍 CrossTalk

関西高44期
旭化成株式会社 陸上競技部所属
葛西 潤さん

卒業生対談企画 第1部

卒業生対談企画 第2部

卒業生対談企画 第3部

関西創価高校在学時は、陸上部に所属。男子第69回全国高等学校駅伝競走大会(全国高校駅伝)に初出場し、1区区間7位と大健闘。日本選手権クロスカントリー2019 U20 8kmの部で優勝。卒業後、日本代表としてU20世界クロスカントリーに出場した。その後創価大学に進学し、1年生から主力として箱根駅伝で活躍。4年連続シード権入りの原動力となった。4年時は怪我で苦しんだが、全日本駅伝では2区で区間記録での区間賞を獲得。箱根駅伝では7区で区間賞を獲得し、有終の美を飾った。
現在は、旭化成の陸上に所属。現役選手として競技を続けている。現在は、旭化成の陸上部に所属。第29回全国都道府県対抗男子駅伝(天皇杯)では、第3区で区間新記録・区間賞を獲得。5月、パリオリンピック代表選考会をかねて行われた日本選手権男子10000mでは、日本のトップランナーが出場する中、日本歴代4位の記録で初優勝。パリ五輪代表内定。

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