栄光の旗No.50
中学時代、様々なことが思うようにいかず、周囲に迷惑ばかりかけていた時期がありました。そんな私のことを信じて励ましてくれる両親や担任の温かさに触れ、自分自身を変えようと決意。高校では「目標は日本一、目的は人間的成長」と掲げるラグビー部に所属し、学校行事にも積極的に参加していきました。気づけば、うまくいかないことを環境のせいにしてた自分から、成長できる機会はすべて挑戦しようと思える自分に変わっていきました。自分自身を変えてくれた方々に恩返ししたいと、生き方の軸が定まりました。
学園卒業後は、大学でアメリカに留学しました。幼い頃から好きだった映画について学びたいという思いと、様々な人と触れる異文化の中で自分の心を豊かにしていきたいという考えからです。留学中に観劇した「オペラ座の怪人」が私にとって大きな転機になりました。
現在は、劇団四季の舞台監督助手として、公演に向けてのサポートをおこなっています。一つひとつの公演で「来てよかった。明日からも頑張ろう」と感動してもらえる空間をつくること、舞台・芸術の世界で信頼され、必要とされる人になることを通して、恩返しの人生を送っていきます。