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栄光の旗No.49

Voice from Alumni

滝野 一征 氏[2003年卒業]

株式会社Mujin CEO兼共同創業者

人のため、社会のためという判断が自然とできています。

 知能ロボットを開発する株式会社Mujin(東京都江東区)を創業し、現在CEOを務めています。ロボットベンチャーという難しい業界で今日までやってくることができたのは、学園で学んだ「何のため」の精神が大きいです。学園時代は、勉強やクラブに取り組む中で、「何のため」を考える機会がたくさんありました。自分のためではなく、他者のため、社会のためと広い視点で考える友人が多くいました。彼らに強く影響を受け、人のためという考えが自然と芽生えていきました。経営者という立場は判断の連続です。事業をどう進めるか考える際、自分のためやお金のためだけではなく、無意識に人のため、社会のためという視点で決断ができています。それは、関西創価の風土が、私に根付かせてくれたものだと感じています。私と同じように、人のため、社会のためと考えるメンバーが会社に集まってくれ、素晴らしい環境で仕事ができていることも嬉しいです。
 エネルギー問題、気候問題など、人類が直面している課題はたくさんあります。私たちの使命は、ロボットによる自動化を推進して、一人の人間が人生で使える時間を増やすことだと考えています。人間が、人間でなければできない仕事に取り組める時間をもっと増やすことで、社会に貢献していきます。

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