栄光の旗No.49
小学生の時から舞台に立っておりましたが、中学生になり勉強と日本舞踊の両立で悩むようになりました。その時、第5回希望祭(学園祭)で受けた、努力すべきときに努力する人、忍耐すべきときに忍耐できる人が立派な人、との創立者のご指導を思い出し乗り越える事が出来ました。どんなことがあっても負けちゃいけないと励まし続けて下さる創立者の思いに触れ、創立者のおっしゃる通りに生きて行こうと決意。人生の師匠との原点を築かせて頂きました。当時は、生徒一人ひとりが、「自分たちの行動が学園の伝統をつくる。」という思いが強く、どうしたら創価の名に相応しい学園になるかを考え、みんなで毎朝校内の掃除をしたり各学校行事に向けて頑張りました。今振り返ると、それはそれは楽しい、笑顔のたえない毎日でした。そのような時間を共に過ごした同級生とは、今でも繋がり続けておりますし、永遠の絆で結ばれている気がします。私にとって、関西創価学園は人生の基礎を築いて頂いた、一番安心できる生命の故郷です。
創立者は「芸術は人間の表現です。人格と一体です。」とおっしゃっています。自分自身の生き方が表現に出ます。これからも卒業生として、関西創価で学んだ生き方や得た幸せを、芸術を通して出会う全ての方にお返ししていきたいと思います。関西創価は、人間の可能性を信じ、生徒が進む道を全面的に応援してくれる学校です。そして価値創造の教育を受ける事が出来る最高の学校だと思います。